6月のgoogleウェブマスター向け公式ブログまとめ

6月のgoogleウェブマスター向け公式ブログまとめ

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2013年も半分が終わり、このウェブマスター向けブログのまとめも今年に入って6記事目となりました。
6月は為になる記事が2本ありました。ハッキングの防ぎ方とスマートフォンサイトを制作する際の注意点の2記事です。
スマートフォンを制作する際の注意点では、googleがFlashは不利だと書いていいたのでまとめて記事にしています。
Flashはスマートフォン向け検索に不利だとgoogleが明言!スマートフォンサイトを構築する際の注意点

 

その他には、イベントの告知とウェブマスターツールでのgoolgeタグマネージャーのサイト確認方法の記事がありました。

 

6月のgoogleウェブマスターツール向け公式ブログの記事は以下の通りです。
スマートフォン向け検索でのランキングの変更について
あなたのサイトを診断します! サイト クリニック 2013
Google タグマネージャを使用してウェブマスター ツールでサイトを確認する
防ごう「サイトの不正なハッキング」

 

スマートフォン向け検索でのランキングの変更について

この記事では、スマートフォンサイトを構築する際に間違えやすいポイントを説明してくれています。

 

注意点1:間違ったリダイレクト

要はPCサイトのどの下層ページにスマートフォンでアクセスしてもリダイレクトで、スマートフォン対応のTOPページにリダイレクトしているケースが多いので注意が必要との事です。
これは、ユーザーが検索して全然関係ないページ(TOPページ)に飛ばされてしまうので気をつけましょうという事です。

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googleウェブマスター向けブログ「スマートフォン向け検索でのランキングの変更について」を参照

 

注意点2:スマートフォンでのみエラーが発生するページ

1.スマートフォンでPCページにアクセスした時に404ページへとリダイレクトしない。
2.スマートフォン向けページがない場合はエラーページを表示するのではなく、PCページを表示する事。
3.Googlebot-Mobileの不適切な扱いをしているサイト、PCページ→ガラケー(フィーチャーフォン)→PCページのループにGooglebot-Mobileがはまってしまう事があるそうです。
4.Flashコンテンツをうまく再生・表示出来ないページ

 

詳しくは、この記事をまとめた「Flashはスマートフォン向け検索に不利だとgoogleが明言!スマートフォンサイトを構築する際の注意点」という記事を書いているので、もしよければ読んでみて下さい。

 

あなたのサイトを診断します! サイト クリニック 2013

募集期間の終わったイベントの告知記事です。あなたのサイトをgoogleがハングアウト上で診断してくれるというイベントの告知でした。
募集には、公益性の高い事業や団体・組織(NPO法人等)が対象だったようです。

 

Google タグマネージャを使用してウェブマス

ター ツールでサイトを確認する

タグを管理する事が出来るgoogleのサービス「Google タグマネージャー」をウェブマスターツールで Google タグマネージャ コンテナ スニペット コード を利用できるようにする方法を紹介した記事です。
やり方はとてもシンプルなので、ウェブマスターツールの記事を読んでいただければすぐに出来ると思います。

 

防ごう「サイトの不正なハッキング

最近、なにかとハッキングに関するニュースが増えてきました。WPに関するハッキング被害の話もよく耳にしますが、この記事のハッキングの対処方法は参考になると思います。
まずハッキングされたら、以下の3つのポイントに分けて確認する事が大切だそうです。

・原因の特定
・ハッキングの被害の確認方法
・問題の修正後、再発を防ぐためにすべきこと

 

対処方法の詳しい内容はこの記事ではなく、ウェブマスターヘルプフォーラムの 「Google 社員による豆知識 : サイトがハッキングの被害を受けたときの対応方法」というフォーラム上に説明が書いているので読んでおきましょう。

 

その他には「Google+ Webmaster Japan コミュニティ」じょで紹介されているミニTIPSで重要なTIPSを紹介されています。

サイトのハッキング被害 → 原因特定は検索結果の警告から。
サイトのハッキング被害は Fetch as Google 機能で確認しよう。
一度問題を修正しても、再びサイトを攻撃される可能性があるよ。
不正なハッキングは忘れた頃に!
被害は複数のページで発生していることも。サイト全体を確認してね。
ハッキングの影響は周囲にも。みんなで防ごう、注意しよう。

 

googleは不正なハッキングはいつおきてもおかしくないという意識を持ち、常にハッキング防止の為の情報を共有し対処できる準備をして置く事が大切だと言っています。
また、ウェブマスターフォーラム上に「マルウェアへの感染、サイトのハッキングに関するカテゴリ 」、サイトのハッキングというカテゴリを新設したので、そこでハッキングに関するコンテンツを増やしていくそうです。

 

まとめ

今回は、スマートフォンサイトでflashの存在感がどんどん薄れてない物となってきています。androidでも4.1以降はflashは未対応となっています。(アプリを入れれば動くそうですが公式ではありません)
開発者としては、html5、css3対応のブラウザのシェア率がもって上がってくれれば嬉しいのですが…

 

それと今回のハッキングに関する情報は、常に頭の中に入れておかないといけない事ですね。googleが発信する情報もチェックします。